Cheese!で大人気連載中の、殉国のアルファ～オメガ・ベルサイユ～のあらすじを紹介します。
タイトルからわかるとおり、18世紀のフランスパリが舞台の、オメガバースネタ。
オメガバースは、BLではメジャーな設定ですが、まだまだ少女漫画には少ない設定ですよね。
作者の嶋木あこ先生は、私も初期作品から好きな先生です。
殉国のアルファの魅力を、少しでもあなたにお伝えできたらと思います。
殉国のアルファ～オメガ・ベルサイユ～の基本データ
まずは殉国のアルファ～オメガ・ベルサイユ～の基本情報をチェック！
| タイトル | 殉国のアルファ～オメガ・ベルサイユ～ |
| 作者 | 嶋木あこ |
| 出版社・掲載紙 | 小学館 / Cheese! |
| 発行 | 2021/09/24～ |
| 巻数 | 既刊4巻【未完結】 |
作者は、嶋木あこ先生。
絵が個性的でとにかくきれい！
1人1人の登場人物も個性があって魅力的で、心理描写も最高です♡
テーマは、フランス革命×オメガバース！
18世紀フランス パリ…という、身分格差バリバリの時代に、理性と本能がせめぎ合うオメガバースものがミックス。
もう、読む前から切なくてドロドロなのが決定している、ファンタジー作品です。
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殉国のアルファ～オメガ・ベルサイユ～ 1話のあらすじ
では、さっそく殉国のアルファ1話のあらすじをご紹介。
初回ということもあり、濃い内容となっていますが、今後が楽しみになるドキドキ展開ですよ！
田舎からパリへ…
1770年 ベルサイユ宮殿。
ルイ＝オーギュスト（のちのルイ16世）と、マリー＝アントワネットが結婚した1か月後…
とある田舎で、主人公フランの兄が、夜に突然何者かに襲われる。
兄を襲ったその男は、満月の下で血のように染まった赤い瞳をしていた。
それから4年…
フランは兄の仇を探し続け、パリにやってくる。
田舎者だったフランは、不慣れな場所で散々な目にあい、お腹を空かせて行き倒れ、通りすがりの町の人に助けられる。
そこで初めてこの世に、α、β、Ωという性の存在を知る。
そして、現王であるルイ16世がαであり、王妃のマリー＝アントワネットがΩという話を聞く。
さらには結婚して4年以上経つにもかかわらず、いまだにルイ16世とマリー＝アントワネットの間には子供がいないこと、ルイ16世が醜い容姿を隠すために常に仮面をつけていること、ボンクラでクズな王であることを聞かされる。
挙句の果てにはルイ16世がαなのは、デマなのではないかという話まで…
それを聞き、フランは”王様には王様の悩みがあるのでは…”と、なにも知らないのに好き放題言われているルイ16世をかわいそうだと思うのでした。
寝室のルイとマリー
一方、ルイ16世とマリー＝アントワネット。
マリーが眠っている寝室で、マリーの手を握る仮面の男。
この男こそが、町でぼんくらでクズ、不能よばわりされている、ルイ16世。
ルイはマリーの手を握るだけで、何も言わず、そのまま部屋を後にします。
その様子を扉の小窓から覗いていた下世話なマダム。
「またなの⁉もう‼なにやってんのよ‼」…と、覗きは日課のご様子。
そこにルイの付き人、クレリが登場。
悪趣味なマダムを扉の前から追い返します。
「陛下の苦しみも知らずに…」
どうやらクレリは何か知っている様子。
そして、手を握られている間、実は眠っていなかったマリー。
ルイが去った後、「むかつく…」と一言こぼします。
フラン、ベルサイユ宮殿に侵入
町の人に助けられ、元気になったフラン。
町の人に別れを告げ、兄の仇のため、赤い瞳の男が消えていったといわれる、ベルサイユ宮殿に乗り込みます。
ルイが人員削減をしているおかげで、フランでも下働きに混ざってすんなり潜入に成功。
ベルサイユの様子から、噂されている王様像とは違うのでは…と感じるフラン。
王様にあったら、お礼の一言でも言おうか、そんなことより兄の仇が先…と、考えを巡らせながらもベルサイユ宮殿を駆け回るフランですが、宮殿が広すぎて迷子に。
そして、迷い込んだ部屋に、近づく足音が…
ルイとフランの出会い
近づく足跡に、慌てて近くにカーテンに隠れたフラン。
扉が開き、入ってきたのはなんと、仮面の男！
…ということは、王様のルイ16世⁉
とんでもないところに来てしまった…と思いながらも、こっそりカーテンの隙間から仮面の男を見るフラン。
そして、仮面の男が仮面を外す瞬間を目撃する。
そこには、街の噂とは全く違う、別世界のような美しさをした、きれいな青い瞳の王様が…
ドキドキしながらも、覗くことをやめられないフラン。
そして、今までに感じたことのない感覚が襲ってきます。
フランに異変が起きたのと同時に、ルイも異変を感じ、背後に人がいることに気づきます。
「誰だ‼」
勢いよく、フランが隠れいていたカーテンを開けると…
そこには、息を荒くして倒れているフランがいました。
倒れているフランからは、ものすごいΩの匂いが発せられ、抑制剤を飲んでいるルイも、やばい…と感じるほど。
早くここからフランを出さなければ…と、ルイはフランの腕をつかみます。
その瞬間、ドクン！とルイに衝撃が…
腕をつかまれたフランは、「ごめんなさい…捕えないで…」と、わずかな気力を振り絞りますが…
次の瞬間、フランはすっぽりルイの腕の中へ。
そしてフランはルイにキスをされます。
フランが発する香りのせいなのか、フランを襲ってしまうルイ。
どうして…王様はそういうことをしない人だって…
疑問を抱きながらも、フランもいつもと違う感覚に襲われ、抵抗ができません。
そして、自分が自分でなくなってしまうような感覚に恐怖を感じます。
町を出なければよかった…
4年前、兄が襲われたあの日も、今日のような満月の日だった…
満月の夜はよくないことが起こる…
ルイに襲われながら、ぼんやりとした思考で考えているフラン。
雲が途切れて、満月が姿を現したとき…
フランを見つめるルイの瞳が、真っ赤に染まっていたのでした。
【まとめ】衝撃過ぎるの第一話！やばそうな三角関係決定！
殉国のアルファの1話、どうでしたか。
結構衝撃的な内容ですよね。
第１話なので、時代背景から出会いまで一気に進んで、とにかく内容が濃厚です！
1話でフランとルイのキスまでいっちゃうなんて…展開早い！
兄の仇が、国の王様で、自分を襲ってきた人…もう、ごちゃごちゃドロドロ間違いないですね。
フランとルイ、マリーの三角関係は必至でしょうが…
ずっと妻のマリーには手を出さなかったけど、突然現れたフランは衝動的に襲ってしまったルイ。
この辺りも今後どうなっていくのでしょうか…
マリーには申し訳ないですが、私は秒でルイ×フラン推しですが。
フラン、優しくてかわいいから、幸せになってほしい～！
そして、1巻の表紙を見てもらえるとわかりますが、とにかくルイが、かっこいい！
(1巻の表紙はルイ)
街の噂とは到底かけ離れた見た目や、マリーには手を触れるだけ…という、いかにもワケアリ感と、ルイのキレイで儚そうな見た目が、マッチしすぎ♡
特に、ルイが仮面を外すシーンは圧巻です！
ふぁさ～っと、ルイの長いきれいな髪が…
1巻は頻繁に無料になっているので、ぜひルイの仮面を外すシーンをチェックしてみて下さい！
かーこかっこよすぎて、惚れるよ…
【最後に…】殉国のアルファ～オメガ・ベルサイユ～を無料で読む
殉国のアルファ～オメガ・ベルサイユ～は、現在eBook_ japanで、まるっと1巻試し読みができます。
衝撃的な1話目を改めてマンガで読みたい！という人は、この機会にぜひチェックしてみてください。
特に注目ポイントは、【ルイが仮面を外すところ】ですよ♡
また、1巻には1話～4話まで収録されていますので、気になる続きもそのまま読めちゃいます。
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